殿様街道が!

2002年1月13日
夕方、宙で知り合ったじゃじゃサンという方が
ウチのお店にフラリと来てくれた。

瀬戸の品野でマグカップを作ってきたと話してくれた。
かなり楽しめた様子で〜 ヨカッタなぁ〜と思った。

陶器を作るのって楽しい。
イロイロなカタチが自在に作れるから。

本焼きしたら半永久的に残る。
釉薬で出した色は、ずっとそのままの色で残る。
すごく不思議な気分になる。

作ったモノを窯に入れる時、すごく心配になる。
粘土の中に空気が入っていると、
窯の中で爆発しちゃうから。
1年の時のデザイン技術の課題でレリーフを作った。
粘土は自分で練ったモノじゃなかったんだけど〜
自分のだけ爆発した。
自分一人だけ、持っていない課題。(涙

いつか、どんなカタチでもイイから、
陶器のAZ-1を作ってみたい。
そう思った。

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夜、配達に出た。
西大道の線路沿いのアーバンハイツと
旭前の中日信用金庫の近くの2件持ち。

2件目に行くときは、殿様街道を使って瀬戸街道に出ようと思った。
・・・が、途中・・・
丁度、父の実家があった辺りで南に道が折れ瀬戸街道に出た。
え!?
殿様街道が無くなっちゃうの!?

あの辺りも区画整理が始まって〜
自分が気が付いた時には父の実家も取り壊されていました。
この道も無くなるのか。 少しサミシイ気分になった。

瀬戸街道に出て旭前へ向かう。
瀬戸街道と殿様街道の分岐に
「つんぼ石」という石が置いてある。
なんでも・・・
名古屋城の石垣を作る石は定光寺で採られたモノなんだそうで、
殿様街道というのはソレを運んだ道なんだそうです。
「つんぼ石」は石垣になるハズだった石が、
ワケあってソコに置きっぱなしになってしまった・・・というモノなんす。

瀬戸街道から新居辺りを通って〜
濁池の横を通って〜
公園通りのイーグルの横に出る道です。
電車が通ったりして、ムカシ繋がっていた道はとぎれとぎれになっちゃっています。

東印場町もかなり変わった。
自分が生まれる前、両親は東印場に住んでいたのですが〜
生まれてから瀬戸に引っ越して、家は人に貸していたんす。
前は、かなりぐちゃぐちゃだったんす。
区画整理をするコトになって、家を取り壊し
アパートを建てたんす。

小さい頃、連れてきてもらった場所がだんだん変わっていく。
ウチの店がオープンした頃は、まだまだ変わっていなかったんだけどね。
あっという間に流れていく。
ソレだけ歳をとったってコトなのかな?(笑

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一昨日、豆腐屋のおばさんが亡くなったと聞いた。
その前に・・・
自分が仕事から帰ってくると、
両親が旭の労災病院に行くと出ていった。
その時、もうダメだと言っていた。
昨日はお通夜があって、
やっぱり自分が仕事から帰ってきたら出掛けていった。
今日は告別式だと聞いた。

自分は最近、親戚に会っていない。
豆腐屋さんで覚えているコトは・・・
小さい頃・・・
母と出掛けて、お菓子をもらったコト。
その家でお葬式があって、ネクタイピンかナニかを踏んですごく痛かったコト。

豆腐屋さんは旧瀬戸街道沿いの西大道町にある。
あの辺りも、区画整理をするんだろうか?
少し、ごちゃごちゃしていると思う。

そういえば、父の兄弟は商売をやっている人が多い。
井田で「かずや」というたばこ屋さんもウチの親戚。
あの辺りに住んでいるコは誰でも知ってるお店。
家からイチバン近い。よく連れていってもらった。
お菓子をもらったりした。

豆腐屋のおじさんは父の1コ上のお兄さんになる。
少しずつ近づいている。
すごくコワイ。 すごく不安。

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